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サンワドー/第2四半期の業績予測を下方修正

2009年09月18日 / 決算

サンワドーは9月18日、4月9日に発表した2010年3月期第2四半期の業績予測値を修正した。修正後の予測値は、第2四半期は売上高が146億円(当初予測より1.1%増)となる一方、営業利益1億5000万円(当初予測より21.1%減)、経常利益1億2500万円(26.5%減)、当期利益1200万円(20.0%増)と利益面で下方修正となった。

修正の理由は、売上高が営業基盤の青森県、北海道の経済環境が低迷する中、重点販売商品3000品目を「家計応援」の買い得商品と位置づけ、エブリデーロープライス戦略を展開したため、前回予想に比して1.1%増加する見通しとなったため。

利益面では、エブリデーロープライス戦略の展開と、競合上の値引措置の影響で売上総利益率が低下する見込となり、粗利益額が当初計画を下回る。販管費は人時生産性の向上による人件費の節減と、広告宣伝費の見直しを中心に削減に努めたが、営業利益、経常利益は減益となる見込み。

当期利益は第1四半期に計上した棚卸評価損9300万円の特別損失に加え、第2四半期に行った弘前樋の口店の食品部門の増設・改修の固定資産除却損900万円などが発生した一方、連結子会社のワールドジャンボの純利益額1000万円の寄与で予想値を20%上回る。

下期は主要部門の食品が堅調に推移しており、リビング、ペット&グリーン、カー・レジャーの各部門は秋・冬商戦の取組で売上高の当初計画の達成は可能と見通している。売上総利益率は、仕入原価折衝による値入率の改善、商品ロスの削減に努め、売上総利益の計画達成を図る。

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