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シベール/営業利益7割減

2009年09月30日 / 決算

シベールが9月30日に発表した2009年8月期業績(非連結)によると、売上高42億9200万円(前年同期比3.6%減)、営業利益1億3400万円(73.4%減)、経常利益1億1900万円(75.6%減)、当期利益1億700万円(42.6%減)となった。

店舗のスクラップ&ビルドを進め、新規開設として、東京立川の「麦工房エキュート立川店」(2009年4月)や山形市の「麦工房メゾン分店」(同8月)を実施した。リニューアルとしては、仙台市の八木山店へのレストラン「ル・グレン ダイニング」の新規開設(4月)、「麦工房名古屋店」、「麦工房山形大沼店」(同7月)、「麦工房東京店」(8月)を実施。

スクラップは、「麦工房大阪店」を閉鎖(8月)で、年度末店舗数は、MIS事業部20店舗(山形地区11店舗、仙台地区9店舗)、PIS事業部5店舗の合計25店舗となった。

商品面では、ことし5月に主力商品ラスクについて発売以来の大幅なリニューアルを実施した。パン部門では、アイテム改廃を早めるなどの営業政策をとり、成果を上げている。

売上高は、店舗販売は増収となったが、ラスクの通信販売が振るわなかったことから3.6%の減収。「シベールアリーナ&ライブラリー」の稼動に伴ない減価償却費が増加したことなどから、営業利益は73.4%減、経常利益75.6%減となった。

当期利益は、一部店舗の減損損失を計上したが、特別利益もあったため、42.6%減にとどまった。

来期の業績の予想は、売上高42億7300万円、営業利益2億2900万円、経常利益2億800万円、当期利益9800万円の見通し。

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