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ジーンズメイト/売上高9.6%減、営業損失12億300万円

2010年03月26日 / 決算

ジーンズメイトが3月26日に発表した2010年2月期決算によると、売上高は168億円(前年同期比9.6%減)、営業損失12億300万円(前期は4200万円の営業利益)、経常損失11億6200万円(8500万円の経常利益)、当期損失13億8500万円(10億4200万円の当期損失)となった。

2010年2月期は、平均単価の下落が売上高に大きく影響し、ベーシック商品や各シーズン商品などで軒並み苦戦した。ボトムスでは1990円ジーンズを販売したが、ナショナルブランドの高価格帯商品が低調で、商品部門別では、ボトムス部門は売上高54億1900万円(9.5%減)、トップス部門は83億200万円(10.9%減)、小物部門は30億7800万円(6.0%減)となった。

販売面では、全国紙のカラー一面広告やテレビコマーシャルなどのプロモーションを行い、出店状況では、販売エリアの拡大のため福岡県、山口県など西日本にも出店し、ジーンズメイトで17店舗、ゼログラ2店舗の計19店舗を出店したが、ジーンズメイト10店舗とゼログラ1店舗を退店し、期末店舗数はジーンズメイト110店舗(うち24時間営業店舗は49店舗)、ゼログラ2店舗の計112店舗となった。

来期は雑貨、アクセサリーを充実させ、アパレルと融合した売場づくりを提案。女性の支持を得るほか、ジーンズマイスターを継続して育成強化し、マイスターを中心に全社の店頭サービスの向上を図る体制を目指し、売上高184億円(9.5%増)、営業損失6億円、経常損失5億7000万円、当期損失8億1000万円を見込んでいる。

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