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スターゼン/3月期の売上高2.3%増、当期利益35%減

2009年05月15日 / 決算

スターゼンが5月14日に発表した2009年3月期決算によると、売上高は2445億300万円(前年同期比2.3%増)、営業利益24億6700万円(4.5%増)、経常利益26億4500万円(1.2%減)、当期利益5億7400万円(35.3%減)となった。

昨年10月1日付で販売機能を東西南北の4つの販売会社として分社化し、さらに国産食肉の処理加工と調達機能を集約した供給部門も分社化、事業持株会社へ移行した。

この分社で、2007年10月1日に分社化した輸入食肉部門と併せ、食肉卸売をグループの中核事業とし、食肉製品の製造販売事業のそれぞれを個別の企業で強化発展できる体制を整えた。

2002年から取り組んでいる「SQF2000」の確実な運用とグループ全施設の認証取得推進に注力し、期末時点のSQF2000認証取得事業所はグループ全体の7割強に当たる45事業所となった。

分野別の売上状況は、食肉が2004億9000万円(売上高シェア82.0%)、加工食品264億7000万円(10.8%)、ハム・ソーセージ88億5600万円(3.6%)、その他88億5600万円(3.6%)と、加工食品とその他の売上高がそれぞれ0.8%、1.5%伸長した。

来期は、売上高2600億円(6.3%増)、営業利益27億円(9.4%増)、経常利益28億円(5.9%増)、当期利益10億円(74.2%増)の見通し。

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