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タイヨー/売上高0.5%減、当期利益31%減

2010年01月13日 / 決算

タイヨーが1月12日に発表した2010年2月期第3四半期決算によると、売上高は946億500万円(前年同期比0.5%減)、営業利益15億8600万円(31.9%減)、経常利益16億1000万円(31.1%減)、当期利益7億8700万円(31.5%減)となった。

第3四半期の営業政策面では、「百均市」、「今が旬・祭」の恒例セールを実施し、食品添加物を使用しない加工食品「美味安心」のアイテム拡大や、地産地商地消の取組を推進した。昨年9月からは「優」ブランド事業を開始し、「こだわりの逸品」として展開していた商品群に新たに基準を設け、生産から販売までを管理するブランド商品を展開。「食の安全・安心・健康」を提供している。

食品の製造面では精肉のアウトパック事業を拡大し、電力監視システムや混焼ボイラーによりエネルギーコストの削減にも取組んだ。その他の子会社では、農業生産法人のアグリ太陽の農地で、ハウス養液栽培システムで栽培されたパプリカ、トマト、ナスが収穫され、一部の店舗で販売した。

管理政策面では、新型インフルエンザの対策マニュアルを改定し厳格に運用した。さらに情報セキュリティ基本方針を定め、業務上取り扱う顧客や自社の情報資産を各種脅威から守るための危機管理体制の充実に努めた。一方、マイバッグ持参運動、リサイクル活動、など環境への取組を継続、推進した。一方で経費削減の努力を継続したが、今期は減益となった。

店舗面では4店舗を新設し、伊敷団地店を建替え、5店舗を改修した。

通期は売上高1286億円(1.1%増)、営業利益25億円(25.9%減)、経常利益25億円(26.8%減)、当期利益11億円(62.5%増)を見込んでいる。

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