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タキヒヨー/売上高14.4%減、営業利益53.5%減

2010年01月13日 / 決算

タキヒヨーが1月13日に発表した2010年2月期第3四半期決算によると、売上高は518億4100万円(前年同期比14.4%減)、営業利益8億1100万円(53.5%減)、経常利益11億2300万円(47.0%減)、当期利益5億4700万円(61.4%減)となった。

第3四半期は中国の協力工場の閑散期を利用して早期発注、早期生産を実施するなど、協力工場との取組を強化。生産の効率化、高品質の維持、低コスト化を図った。物流業務では部門間の垣根を越えた貨物集約や、中国での検品・検針や札付けなど現地での物流加工業務を推進、コスト低減を図った。

また、今年1月に愛知県犬山市にグループで最大規模の物流センターを新設。操業を開始し、新センターの稼動で国内物流の効率化を図る。

繊維製品の製造販売関連事業は、差別化した商品提案、新規販売先の開拓などで売上拡大を図った。このためデニム素材を中心としたレディースカジュアルボトムスや、ホームウェアなどは好調だったが、繊維事業全体では低価格化や衣料消費低迷の影響で、売上高は490億1300万円(14.1%減)、営業利益は6億8900万円(57.4%減)となった。

その他の事業は、合成樹脂原料等の販売部門が製造業向けへの取引縮小などで売上高は28億2800万円(19.7%減)、営業利益は1億600万円(4.1%減)だった。

通期は売上高704億円(10.4%減)、営業利益8億円(37.1%減)、経常利益12億円(32.6%減)、当期利益6億円(39.8%減)を見込んでいる。

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