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ジョイス/営業利益53.4%減

2010年07月05日 / 決算

ジョイスが7月5日に発表した2011年2月期第1四半期決算(非連結)によると、営業収益(売上高と営業収入の合計額)は103億1400万円(前期比10.7%減)、営業利益1億1700万円(53.4%減)、経常利益1億5800万円(47.6%減)、当期利益7200万円(58.4%減)となった。

第1四半期は、5月にディスカウント型店舗「ロッキー」の1店舗を改装し、生鮮食品を中心としたマーチャンダイジングの充実を図って「ジョイス」にリニューアルした。今後も順次転換を進めるとしている。

販売面では、昨年から実施している「水曜99円大均一祭」、生活必需品を中心に毎月1800以上の品目の値下げを実施する「家計応援価格」が来店客の好評を得た。営業収益は業態転換の過程の中で、店舗数の減少や部門閉鎖などが影響し減収となった。

利益面では、食品へ特化した営業モデルへの転換の結果、売上総利益率は前年を上回った。一般管理費を細部にわたり徹底的に見直したが、業態転換に伴う販促経費などの負担があり、減益となった。

通期は売上高410億円(7.5%減)、営業利益8億円(9.5%増)、経常利益9億円(7.4%減)、当期利益3億8000万円(127.0%増)を見込んでいる。

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