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ダイユーエイト/当期利益は17.1%減

2008年10月01日 / 決算

ダイユーエイトが10月1日に発表した2009年2月期中間決算(2008年2月~8月)は、売上高は144億1800万円(前年比6.0%増)、経常利益は2億5700万円(33.0%減)となり、当期利益は特別損失としてPOS入れ替えに伴うリース解約損3000万円の計上などで1億1700万円(17.1%減)と減益となった。

新規出店としては、4月に須賀川東店(福島県)、6月には山形県内で9番目の新庄店を開設し、7月には棚倉店(福島県)を開設し、店舗数は50店舗。

主力のホームセンター部門は、既存店ベースでは、点単価は前年同期比4.6%増、買上げ点数は4.5%減少したことにより、客単価が0.2%減少し、客数が1.9%減少した結果、売上高は2.0%減少した。新店を含めた全店ベースの売上高は7.3%増加した。

商品別の販売動向については、春先から夏場にかけての天候不順の影響により、植物の売上は鈍化したが、近年のガーデニングブームを背景に一部の大型店で園芸教室を開催するなど園芸用品需要の掘り起こしが功を奏し、用土、肥料、球根を中心に売上を伸ばし、園芸・植物部門が既存店ベースで前年同期比2.4%増。

利益面では開発輸入商品の拡大などのために商品開発部を新設して荒利益率の改善を順次図っているが、原油価格の高騰に伴う製品価格上昇などで、ホームセンター部門での商品荒利益率は全店ベースで前年同期比0.2ポイント悪化し、28.9%となった。

このため、小売業での売上高は140億2000万円(5.8%増)、営業利益は3億5200万円(27.3%減)。

通期では、下期にホームセンター部門で山形県に1店舗の出店を計画しており、山形地区でのドミナントエリアの確立を強化していくため、売上高は296億円(4.7%増)、経常利益は6億1000万円(16.0%減)、当期利益は3億2000万円(6.1%減)。

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