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チムニー/売上高2.8%増、営業利益0.9%減

2009年08月05日 / 決算

チムニーが8月5日に発表した2009年12月期第2四半期決算によると、売上高は191億4100万円(前年同期比2.8%増)、営業利益15億8000万円(0.9%減)、経常利益16億100万円(1.2%減)、当期利益8億8800万円(0.2%増)となった。

部門別の概況は、直営店部門の新規出店は17店舗(1店舗の減少)、フランチャイズへの建売が15店舗(フランチャイズ店から直営店への切り替えが5店舗)。第2四半期の直営店の店舗の新規出店数は23店舗、フランチャイズへの建売が21店舗(フランチャイズ店から直営店への切り替えが7店舗)、となり直営店舗数は232店舗となった。

店舗面では、「はなの舞」「さかなや道場」を7店舗ずつ、出店立地によりニーズに合わせた業態で出店し、防衛省本省内と旭川赤十字病院内にそれぞれ食事メニューを中心とした店舗の運営を開始。既存店では、東京都墨田区に魚を捌く技術向上のための研修場を開設し、各店舗にマネージャーを集中的に配置して従業員への教育を実施した。

直営店舗の既存店売上高前年比は5.3%減で推移。直営店部門の売上高は152億7700万円(前期は152億4100万円)となった。

食材供給部門ではフランチャイズ店舗で出店が2店舗、直営店からの転換が15店舗(フランチャイズ店から直営店への切り替えが5店舗)見られ、フランチャイズ店の店舗の新規出店数は4店舗(2店舗の減少)、直営店からの転換が21店舗(フランチャイズ店から直営店への切り替えが7店舗)となった。期末フランチャイズ店舗数は249店舗となった。

店舗数の増加に加えて、「生活応援フェア」や「北の恵みフェア」などで旬の食材を割安価格で提供する季節メニューの効果などで、売上高は24億2500万円(前期は21億9700万円)となった。

食材の調達では、安全、安心な食材を全店舗で欠品がないように必要量を確保すると同時に、各種フェアや旬メニュー食材の仕入価格交渉を継続的に実施し、食材仕入価格上昇の抑制に努めた。

フランチャイズ部門では、店舗数が増加したことによるロイヤリティー収入の増加や、建売による加盟店からの収入などで累計販売実績は14億3800万円(前期は11億7700万円)となった。

通期は売上高405億円(4.7%増)、営業利益35億5000万円(5.5%増)、経常利益35億5000万円(4.3%増)、当期利益18億7000万円(3.3%増)を見込んでいる。

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