流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





チムニー/売上高2.3%増、営業利益13.6%減

2009年11月07日 / 決算

チムニーが11月6日に発表した2009年12月期第3四半期決算によると、売上高は288億300万円(前年同期比2.3%増)、営業利益20億7200万円(13.6%減)、経常利益21億8100万円(10.3%減)、当期利益11億8200万円(10.0%減)となった。

第3四半期の直営店部門は、21店舗(4店舗の減少)を出店し、フランチャイズへの建売が5店舗(フランチャイズ店から直営店への切り替えが4店舗)となった。1月~9月の直営店の出店数は44店舗、フランチャイズへの建売が26店舗(直営店への切り替えが11店舗)で期末直営店舗数は248店舗(前期末214店舗)となった。

新規出店では、主力業態に加え、防衛省本省内と旭川赤十字病院内にそれぞれ食事メニューを中心とした店舗を出店。小規模の立ち飲み業態「一丁目一番地」などの実験展開も開始した。

また、直営店事業の強化のために機動事業部を立ち上げ、新規開店店舗の教育体制の充実と、既存店舗のオペレーションやサービス向上を図った。直営店舗の既存店売上高前年比は6.7%減となり、直営店部門の売上高は230億7000万円(前期は229億4600万円)となった。

食材供給部門のフランチャイズ店舗数は新規出店がなく(1店舗の減少)、直営店からの転換が5店舗(直営店への切り替えが4店舗)あり、フランチャイズ店の新規出店数は4店舗(3店舗の減少)、直営店からの転換が26店舗(直営店への切り替えが11店舗)。期末のフランチャイズ店舗数は249店舗(前期末225店舗)となった。

食材供給部門では、売上高は36億5700万円(前期は33億8300万円)となった。食材の仕入価格交渉を継続的に実施したほか、東京都の築地市場水産物部売買参加権を取得し、全店舗で欠品が起きないよう必要量を市場から直接確保できる体制の強化に努めた。

フランチャイズ部門は、店舗数が増加したことによるロイヤリティー収入の増加や建売による加盟店からの収入などで販売実績は20億7500万円(前期は18億2400万円)となった。

通期は売上高395億円(2.1%増)、営業利益29億5000万円(12.3%減)、経常利益30億円(11.8%減)、当期利益15億6600万円(13.5%減)を見込んでいる。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧