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西松屋チェーン/第2四半期の売上高0.6%増、営業利益5.8%増

2010年09月27日 / 決算

西松屋チェーンが9月27日に発表した2011年2月期第2四半期業績によると、売上高576億4800万円(前年同期比0.6%増)、営業利益39億900万円(5.8%増)、経常利益40億2900万円(5.4%増)、当期利益22億9700万円(6.0%増)となった。

第2四半期累計期間においても郊外を中心に19店の新規出店を行い、店舗網の拡充を図ると同時に、商品の品ぞろえにおいて他社との差別化を図るため、19店のうち10店については売場面積を300坪型とし、店舗の大型化に取り組んだ。第2四半期末の店舗数は724店舗となっている。

商品別の売上高の動向においては、衣料部門はゴールデンウィーク期間中から6月にかけては夏物衣料が好調だったが、4月においては春物衣料の在庫調整の影響や低温による初夏物の不振、7月では盛夏物の不振が響き、ベビー・子供のアウトウェアやナイトウェアで苦戦した。

雑貨部門においては、大型育児用品はオリジナルベビーカーの発売効果もあり堅調に推移し、紙おむつ・ベビーフードなどの消耗雑貨も期間を通じて堅調に推移した。

売上総利益は、売上面での伸び悩みがあったが、衣料品の在庫数量の管理精度が向上し、晩期値下げロスを大幅に削減できたことなどにより6.0%増となった。売上総利益率は34.4%から36.3%と、前年同期比で1.9%改善となった。

通期は売上高1236億4100万円、営業利益100億9900万円、経常利益103億4400万円、当期利益58億6600万円の見通し。

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