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ナイガイ/事業再編で利益面が向上、赤字脱却

2008年12月16日 / 決算

衣料品や靴下の輸入、卸を手掛けるナイガイが12月16日に発表した2009年1月期第3四半期決算によると、売上高は211億100万円(前年同期比18.4%減)、営業利益9800万円(前期は14億3800万円の営業損失)、経常利益3300万円(13億2300万円の経常損失)、当期利益13億3400万円(14億2100万円の当期損失)となり、赤字から脱却した。

レッグウェア専業化に向けた事業再編を推進し、婦人服事業からの撤退と子供服、ゴルフウェアのサブライセンス契約終了に伴う事業移管などを実施。百貨店向けでは紳士物靴下が苦戦したが、パンティストッキング、タイツ類が好調に推移した。

また、新発売のイタリア製ストッキングの発売も需要を後押ししたが、量販店向けでは紳士・婦人物ともに苦戦した。反面、新業態のテレビショッピング事業やカタログ通販などは好調に推移。利益面の向上に貢献した。

通期は第3四半期決算ほど芳しくなく、売上高260億円(29.9%減)、営業損失3億円、経常損失3億円、当期利益1200億円と減収減益を見通している。

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