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ニッセンHD/第1四半期、カタログ販売が低迷し、当期損失10億4800万円

2009年04月27日 / 決算

ニッセンHDが4月27日に発表した2009年12月期第1四半期決算によると、同期の売上高は329億9700万円(前年同期比6.1%減)、営業損失6億3500万円(前期は1億600万円の営業損失)、経常損失7億1700万円(32億5700万円の経常損失)、当期損失10億4800万円(17億1000万円の当期損失)となった。

インターネット・モバイル通販を強化し、前年比で2桁の成長を遂げた一方、カタログ通販は用紙のコストアップなどで発行冊数を大幅に絞込み、売上減の主要因となった。

また、「春の生活応援キャンペーン」は、顧客の支持を得たが、セール販売の拡大などで商品原価率の悪化に伴う損益へのマイナス影響が発生。結果として第1四半期では通販事業の売上高はほぼ前年並みは確保したが、営業損益が前期を大幅に上回った。

現販事業は、連結子会社のニッセンプレミアムが行っていた催事販売事業からの完全撤退などで売上高が減少。一方で同事業の損失も払拭されたため利益面が改善した。

通期は売上高1567億円(0.8%増)、営業利益34億円(11.4%増)、経常利益47億円(109.6%増)、当期利益39億円の見通し。

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