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パレモ／通期業績を上方修正

2010年03月16日 ／ 決算

パレモが3月16日に発表した2010年2月期業績予想修正によると、売上高は299億500万円（前回予想比1000万円以上で増減なし）、営業利益4億7200万円（38.8％増）、経常利益5億1300万円（35.0％増）、当期損失5億4300万円（5億5000万円の当期損失）となる見通しだ。

売上高は、年末商戦や年始商戦、冬物バーゲンが好調に推移したことにより前回予想を500万円上回る見込み。

利益面において、業績下支えのための収益基盤再構築を目標とした販売費・一般管理費全般における削減、特に店舗の適正人員化や賞与の支給月数減による人件費減、新卒採用の中止などの施策による採用費減、賃料低減交渉による賃借料減などの取り組み効果が予定以上にあった。

店舗の退店について予定を4店舗上回る54店舗行い、それが経費削減に寄与したこともあり、営業利益・経常利益はそれぞれ前回予想を1億3200万円、1億3300万円上回る見込みだ。

当期利益は、退店増により固定資産処分損が増加し、減損損失等も見込みより増加したことにより、特別損失が増えたが営業利益・経常利益の増加を受けて前回予想を700万円上回る見込み。

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