流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





プラネット/7月期の売上高1.5%増、当期利益19.9%減

2009年09月14日 / 決算

プラネットが9月14日に発表した2009年7月期決算によると、売上高は24億1900万円(前年同期比1.5%増)、営業利益4億7700万円(7.4%減)、経常利益4億5000万円(11.1%減)、当期利益2億3700万円(19.9%減)となった。

プラネットは、化粧品日用品雑貨業界、その隣接業界のメーカー・流通業の取引業務効率化のための情報化投資を支援するかたちで、主要事業のEDIサービスの利用率拡大、メーカー・卸売業間のEDIサービスの利用企業数の増加、メーカー・流通業を結ぶマーケティングネットワークのバイヤーズネットサービスの普及、インターネットによる新技術を活用したEDIシステムや新しいマーケティング手法に関する啓蒙普及、情報インフラとしての事業継続性を重視した安全化対策を実施した。

特に、インターネットEDIサービスの「SMOOTHEDI」の利用拡大と、先進的データベースサービスの「商品マスタ登録支援システム」の導入を拡大。さらに改正薬事法に対応した「医薬品説明文書データベース」のサービス開始などを通じた成果を得た。

また、小売店のID付POSデータを収集・分析するマーケティング・サービス・プロバイダー、カスタマー・コミュニケーションズの株式の40%を三菱商事から譲受し、プラネットがカスタマー・コミュニケーションズの所有比率41%の筆頭株主となった。カスタマー・コミュニケーションズは、卸売業・メーカーのリテールサポート・サービス会社として位置づけられている。

事業別の売上状況は、EDI事業が21億1677万円(0.8%増)、データベース事業が3億4923万円(5.4%増)、その他事業が2483万円(13.0%増)。

来期は売上高25億4000万円(2.0%増)、営業利益4億6000万円(3.7%減)、経常利益4億7000万円(4.3%増)、当期利益2億6000万円(9.5%増)を見込んでいる。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧