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ポイント/第1四半期、仕入・在庫・売価変更のコントロールで当期利益約30%増

2009年06月30日 / 決算

ポイントが6月30日に発表した2010年2月期第1四半期決算によると、売上高は216億8500万円(前年同期比15.3%増)、営業利益39億3300万円(18.3%増)、経常利益39億7900万円(17.4%増)、当期利益23億3900万円(29.7%増)の増収増益となった。

4月中盤以降、初夏物の販売が順調に推移し、国内既存店売上高は3.0%減と通期計画の3.9%減を上回った。また新店の寄与もあり全ブランドが売上を伸ばし、国内のブランド別では、「レプシィムローリーズファーム」、「ヘザー」、「アパートバイローリーズ」などか順調に伸びた。4月にオープンした大型複合店舗の旗艦店「コレクトポイント原宿」も順調にスタートした。

店舗面では43店舗(うちEコマースサイト8店舗)の出店の結果、594店舗(うちEコマースサイト26店舗)となった。海外の店舗展開では、香港にローリーズファーム、レイジブルー、コレクトポイントで計4店舗を出店し、期末海外店舗数は台湾17店舗、香港12店舗の計29店舗となった。

収益面では、仕入・在庫・売価変更を適正にコントロールし、売上総利益率は63.9%と前年同期比で0.7ポイント改善。反面戦略的な広告宣伝費の増加、国内外とも積極的な店舗展開に伴う費用増で、販売費・一般管理費率は45.7%(0.2ポイント増)、営業利益率は18.1%(0.4ポイント増)となった。

また、特別利益として、ストックオプションの失効に伴う新株予約権戻入益を6600万円計上する一方、特別損失として、固定資産除却損1200万円、店舗の賃借契約解除に伴う損失1000万円、3店舗の減損損失6100万円を計上した。

通期は売上高970億円(11.9%増)、営業利益161億円(2.1%増)、経常利益162億円(1.6%増)、当期利益90億円(11.2%増)を見込んでいる。

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