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モスフード/通期の売上高2.7%減、営業利益2倍超

2009年05月11日 / 決算

モスフードサービスが5月11日発表した2009年3月期の連結業績によると、売上高606億4100万円(前年同期比2.7%減)、営業利益17億4700万円(132.2%増)、経常利益18億200万円(41.0%増)、当期利益5億5200万円(前期は3億2500万円の当期損失)となった。

グループの基幹事業のモスバーガー事業に経営資源を集中し、定番商品の柱とするため投入した「とびきりハンバーグサンド」の好調などにより期初の損失計画から一転し収益を確保した。

モスバーガー事業については、上期の既存店売上高の前年比は3.4%減、下期は5.9%増だった。通期では増減なしとなり、前年と同水準まで回復した。下期に、販売地域限定の「ご当地メニュー」販売地域を拡大。

2008年12月から国産素材にこだわった「とびきりハンバーグサンド」を発売。当初計画を上回るヒットとなった。11月から原材料費の高騰などにより、価格改定を行った。年度末の店舗数は1323店舗。新規出店は30店舗で、不採算店舗の閉店は80店舗だった。12月にはインドネシアのジャカルタに1号店を出店した。同事業の売上高は557億200万円、営業利益20億700万円だった。

次期は、モスバーガー事業で新規出店60店舗を計画。チェーン店舗数の純増を計画する。店舗閉鎖は40店舗程度となる予定。2010年3月末の店舗数は、1342店舗となる見込み。

2010年3月期の連結業績は、売上高620億円、営業利益19億円、経常利益19億円、当期利益6億円を見込んでいる。

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