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松屋フーズ/通期の売上高1.1%増、当期利益25.3%減

2009年05月11日 / 決算

松屋フーズが5月11日発表した2009年3月期連結業績によると、売上高624億300万円(前年同期比1.1%増)、営業利益23億8800万円(13.4%減)、経常利益23億7300万円(11.4%減)、当期利益7億4000万円(25.3%減)となった。

新規出店については、直営の牛めし定食店を27店舗、鮨業態店舗を2店舗、とんかつ業態2店舗、新業態として和定食の店松乃家3店舗、カフェ・レストランterrasse verte1店舗の計35店舗を出店した。一方で、直営店13店舗(うち海外2店舗)については撤退した。

年度末の店舗数はフランチャイズ(FC)店と一時休業店舗を含め、753店舗(うちFC8店舗、海外5店舗)となった。新規出店を除く設備投資については、85店舗の改装(全面改装6店舗、一部改装79店舗)を実施したほか、食品加工工場兼総合物流センターの用地取得などに投資を行った。

商品販売・販売促進策については、4月に「新生活応援セール」として、「牛めし」、「牛焼肉定食」の値引き販売を実施し、9月に「新米フェア」として、定食のライス大盛無料サービスを実施した。10月にテレビ広告を実施すると共に「秋の大感謝祭」として「牛めし」の値引き販売を実施し、1月に「新年丑年フェア」として「牛焼肉定食」のライス大盛無料サービスを実施した。

次期の見通しは、一層の販売促進・売上対策を推進するとともに、価値観の高いメニューを提供していく。新規出店の強化と既存店の店舗改装などを推進し、売上高の増加を図る。

原価率は、価格競争激化の影響などにより上昇が見込まれる。業務改善による販売費・一般管理費の削減を一層進めることにより、原価率の上昇による利益率低下を抑制する。

2010年3月期の連結業績予想は、売上高660億5000万円、営業利益23億2000万円、経常利益22億4000万円、当期利益7億円を見込んでいる。

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