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ヤオコー/売上高2.8%減、営業利益11.1%増

2009年10月29日 / 決算

ヤオコーが10月29日発表した2010年3月期第2四半期業績によると、売上高1024億1100万円(前年同期比2.8%減)、営業利益45億4100万円(11.1%増)、経常利益44億7900万円(8.8%増)、当期利益25億9100万円(0.8%増)となった。

事業部門別にみると、スーパーマーケット事業部門の販売面では、ユーザーの価格意識の強まりや競合の低価格政策に対応し、売上高2000億円達成キャンペーンなど販促を強化し、購買頻度の高い商品を中心に価格対策を実施。

商品面では、生鮮部門において、新たな産地の開発や地方市場の開拓などを行ない、近海魚や地元野菜などで具体的な成果があがっている。日配部門では、新たにセミアップグレードのヤオコー独自商品の開発にも着手した。

デリカ部門では、競合が低価格帯商品にシフトしていくなか、基本戦略である作りたての商品、価値ある商品の製造小売りに徹するとともに、新しいMDの開発、商品のグレードアップに取り組んだ。

店舗は、中期的な観点から小型店新フォーマットとMD開発の検討を進めるとともに、9月に新座店(埼玉・新座市)を開設。同地区では初の出店となった。店舗改装については、ニーズの高い惣菜のおはぎコーナーやサラダステーションなどの導入を4店舗で実施した。

店舗数は、埼玉県64店舗、千葉県12店舗、群馬県10店舗、茨城県8店舗、栃木県5店舗、東京都1店舗の計100店舗となった。

スーパーマーケット事業部門の売上高は984億4500万円(1.4%増)、営業利益43億1600万円(11.9%増)。

調剤薬局事業部門については、安定的な収益計上により、売上高は39億6600万円(7.1%増)、営業利益は2億2400万円(75.7%増)となった。

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