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ユナイテッドアローズ/アウトレット店好調で営業利益27.5%増

2010年02月08日 / 決算

ユナイテッドアローズが2月8日に発表した2010年3月期第3四半期決算によると、売上高は617億4200万円(前年同期比3.3%増)、営業利益54億200万円(27.5%増)、経常利益54億4400万円(27.8%増)、当期利益27億6800万円(41.7%増)となった。

第3四半期は、UA業態で3店舗を出店する一方1店舗を閉店し、GLR業態では1店舗を閉店した。スモールビジネスユニットとUAラボでは、4店舗を出店する一方6店舗を閉店し、期末店舗数は計137店舗となった。

また、ECマーケットでの売上拡大のため、昨年9月に「ユナイテッドアローズ オンラインストア」をオープン。進捗は順調としている。

連結子会社の店舗状況では、フィーゴが1店舗を閉店し11店舗体制になったほか、ペレニアルユナイテッドアローズは4店舗を出店し6店舗体制となった。コーエンは11店舗を出店し、27店舗体制となった。

売上総利益は季節商品のセールや値引き販売の増加で、レギュラー店舗の売上総利益率は低下。しかし当年物商品を早期にアウトレット店に移動したため、アウトレット店の売上総利益は改善した。売上総利益は3.7%増の328億900万円(0.2ポイント改善し53.1%)。

販売費・一般管理費は宣伝販促費や備品消耗品費を削減し、1.5ポイント低下して44.4%となり、274億600万円(増減なし)となった。

通期は売上高826億4400万円(3.7%増)、営業利益44億7800万円(3.7%増)、経常利益43億円(0.4%増)、当期利益19億4300万円(52.5%増)を見込んでいる。

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