ラオックス/売上高75%減、当期損失22億円
2009年08月15日 / 決算
ラオックスが8月14日に発表した2010年3月期第1四半期決算は、売上高が30億2800万円(前年同期比75.1%減)、営業損失10億8000万円(前年同期は営業損失16億1300万円)、経常損失10億4500万円(前年同期は経常損失15億6000万円)、当期損失22億4000万円(前年同期は23億6100万円)となった。
赤字体質の脱却のための構造改革の最終章としての郊外型家電量販事業からの撤退と重くのしかかっていた負の遺産である空き店舗の処理と大型物流センターの解約を進めた。
物品販売事業は、郊外型家電量販店の閉店オペレーションを進めつつ、利益を確保出来る閉店セールを推進し、期中にて直営店23店舗を閉鎖し、期末では、郊外型は1店舗のみの営業で、この1店舗も7月に閉店した。
秋葉原地区の7店舗は各店舗の品揃えを見直す中で再構築を目指したが、新型インフルエンザの感染の拡大と円高の影響により、海外旅行客が激減した。売上高は28億2900万円(76.1%減)。
通期は、売上高132億円(67.6%減)、営業損失15億2000万円、経常損失14億5000万円、当期損失24億円を見込んでいる。
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