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ラオックス/事業規模縮小で当期損失125億円

2009年05月24日 / 決算

ラオックスが5月21日発表した2009年3月期業績によると、売上高406億4800万円(前年同期比31.1%減)、営業損失66億1200万円(前期は55億8500万円の営業損失)、経常損失63億8500万円(51億8900万円の経常損失)、当期損失125億5800万円(59億9200万円の当期損失)となった。

子会社の庄子デンキ、ラオックスヒナタの事業を停止し、直営店舗の不採算店舗の閉鎖を進めた。事業黒字化のために、郊外型家電事業から撤退し、事業発祥の地である秋葉原地区での物販事業に専念することにした。店舗閉鎖と業績低迷によって、減収となった。店舗閉鎖などの事業規模縮小にともなう特別損失を計上し、次年度に向けた体制を強化した。

次期は、事業規模に合わせた本社規模の縮小や経費全般の見直しによる削減を行いながら、下期からの営業黒字を前提とした収益構造を早期に構築するよう注力する。

次期の業績予想は、売上高132億円、営業損失15億2000万円、経常損失14億5000万円、当期損失13億円となる見通し。

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