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リーバイ・ストラウス/2008年11月期、売上高5.5%減、経常利益7.4%増

2009年01月26日 / 決算

リーバイ・ストラウスジャパンは1月23日に発表した2008年11月期の業績は、売上高が前年同期比5.5%減の237億5800万円、営業利益は12億8900万円(6.1%増)、経常利益は15億1900万円(7.4%増)、当期利益は7億600万円(1.3%減)となった。

売上高の減少は、上半期は、メンズボトムスの売上高は73億5400万円(11.0%減)、レディースボトムスは25億7900万円同3.1%減)となった。

下半期は、メンズカテゴリーでは5年ぶりに世界同時フルモデルチェンジをした旗艦商品「501ジーンズ」、ヨーロッパでリーバイスビジネスの成長を牽引した「スクエア・トップ・ブロック」シリーズを投入し、高価格帯の商品売上が伸張し、メンズボトムスの売上高は79億5300万円と前年同期を6.1%上回った。

レディースカテゴリーでは、新たに美脚効果の高いフィットの5ポケットの定番シリーズを追加し、売上高は26億4700万円と前年同期比15.6%の増加となった。

この結果、通期のメンズボトムスは153億円700万円(前年比2.9%減)、レディースボトムスは52億2600万円(5.6%増)の売上高を確保した。

直営店であるリーバイスファクトリーアウトレットは、4月に埼玉で入間店、7月に栃木で佐野店、10月に仙台で仙台泉店、11月に静岡で御殿場店を新規開店して合計15店舗となり、順調な滑り出しをみせ売上に寄与した。

また、5月には直営オンライン・ショッピングサイト「リーバイスE-ショップ」をオープンし、高価格帯商品を中心とした商品や特別限定品などを販売し、目標を超える売上を達成した。

第4四半期に行ったTVキャンペ-ンにより広告宣伝費が増加したものの年間を通じた経費管理の徹底が貢献し前年比4300万円減少し、営業利益は、前年比7400万円増加。特別損失として、早期退職の公募を行い特別退職金が2億5000万円発生した。

来期は、引き続き高価格帯商品の販売促進をはかり、リーバイスストアの新規出店を積極的に展開するなど、販売体制作りにも強化し、当期並みの売上ながら利益率の高い販売を予想している。

2009年通期の業績予想は、売上高238億円(0.2%増)、営業利益13億2100万円(2.5%増)の、経常利益14億7100万円(3.2%減)、当期利益7億3500万円(4.1%増)を見込んでいる。

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