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九九プラス/大幅に収益改善

2009年04月28日 / 決算

九九プラスは4月28日、2009年3月期の業績予想を修正した。

連結の通期予想の修正値は売上高1342億4600万円(前回予想値比0.8%増)、営業利益2億6100万円(5倍)、経常利益3億1600万円(7.9倍)、当期損失5億400万円(前回予想値6億円の損失)。

修正の理由は、収益面において、上期までは原材料価格の高騰による仕入原価上昇の吸収が遅れていたが、下期はそれまで積極的に推進してきたローソングループとの共同仕入や物流合理化の効果とともに、一転して原材料価格の下落と円高が急速に同時進行した結果、仕入原価の削減が顕在化し始めた。

このため、第4四半期(平1月~3月)において、営業総収入が好調に推移するなか、売上総利益が計画を上回った。

また、経費面において、5月1日のバリューローソン社との合併を見据えた組織改革などにより本部コストの圧縮を図るとともに、上期に設置した業務改革委員会で協議された細かな業務改善策による店舗業務の効率化や経費管理の徹底などによって、継続的な店舗運営コストの削減を進めた。

この結果、第4四半期において、販売費および一般管理費を一段と抑えることができた。

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