九九プラス/発注精度向上で営業利益18億600万円に
2010年02月09日 / 決算
九九プラスが2月8日に発表した2010年3月期第四半期決算によると、売上高は1131億700万円(前年同期比11.1%増)、営業利益18億600万円(前期は1億1300万円の営業損失)、経常利益18億4600万円(8800万円の経常損失)、当期利益17億2900万円(6億1800万円の当期損失)となった。
5月1日にバリューローソンを吸収合併し、12月1日には完全子会社の九九プラス関西を吸収合併した。このためバリューローソンから移管した70店に加え、首都圏、関西、中京の各エリアなどで74店舗を出店。一方、不振店37店舗を閉店したため、期末店舗数は963店(直営825店、フランチャイズ138店)となった。
商品面では、ローソングループの自主企画商品「バリューライン」の開発を加速化し、一部店舗ではフライヤーを導入した。また、米飯商品や青果を強化し、産地直送体制を進めた。店舗運営では、接客やクリンリネスを強化し、販売データの検証などで商品の発注精度を向上。廃棄ロスの削減や販売機会の逸失などの削減にも務めた。
通期は売上高1379億円、営業利益17億7000万円、経常利益18億2000万円、当期利益16億5000万円を見込んでいる。
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