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京都きもの友禅/3月期は増収減益、当期利益12.9%減

2009年04月28日 / 決算

京都きもの友禅が4月28日発表した2009年3月期の連結業績によると、売上高170億7200万円(前年同期比3.5%増)、営業利益23億1600万円(5.9%減)、経常利益24億1500万円(4.4%減)、当期利益12億5200万円(12.9%減)となった。

和装関連事業の振袖」販売では、広告プロモーションの強化や商品ラインナップの充実化などを図ったことにより、来店者数は継続的に増加傾向で推移したが、消費環境の急激な悪化を受け、平均単価については下落傾向で推移した、既存顧客を対象とした「一般呉服」販売でも、集客数については増加傾向で推移いたしましたが、振袖同様、平均単価の落ち込みなどの影響があった。和装関連事業の受注高は162億5800万円(前年同期比4.0%増)。売上高は162億9600万円(3.9%増)となった。営業利益は6.2%減の20億4400万円だった。

次期の見通しについては、和装関連事業の「振袖」販売は、一定の平均単価の下落傾向が続くと見込まれるが、集客面でのプロモーションの改善・効率化などを図り、来店者数の増加を図る。振袖以外の一般呉服などの販売についても、集客数増加に更に注力していくことで、既存顧客の深耕を図る。和装関連事業としては、売上高171億1000万円、営業利益21億2000万円を見込んでいる。

次期連結業績予想については、売上高179億7000万円(5.3%増)、営業利益25億1100万円(8.4%増)、経常利益25億5300万円(5.7%増)、当期利益14億6800万円(17.2%増)を見込む。

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