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京都きもの友禅/振袖・一般呉服とも好調、売上高3.4%増、営業利益22.8%増

2009年07月27日 / 決算

京都きもの友禅が7月27日に発表した2010年3月期第1四半期決算によると、売上高は35億1700万円(前年同期比3.4%増)、営業利益3億9900万円(22.8%増)、経常利益4億1100万円(20.2%増)、当期利益2億2700万円(33.1%増)となった。

事業別の概況は、主力の和装関連事業で、振袖販売は例年第1四半期は受注・売上の谷間となるが、同期は来店者数が継続的に増加傾向で推移し受注高は8.7%増となった。

また、既存顧客が対象の一般呉服などの受注高も、店舗内催事・店外催事ともに好調に推移し8.3%増を記録。受注高は9.4%増の34億1900万円となった。売上高(出荷高)は、催事スケジュールの変更などで同期までの出荷比率が低下したため、4.6%増の33億7200万円となった。同期の受注残高は、前期末比で1億500万円増加した。

利益面では、粗利益率はほぼ前年並みの63.2%。販売費・一般管理費は、人員増強に伴い人件費は増加したが、広告宣伝費の効率化などで対売上高比では2.0 ポイント下回る比率となり、営業利益は29.5%増の3億4700万円となった。

金融サービス事業の売上高は9.4%増の1億1100万円、営業利益は12.2%増の8300万円と好調だった。

人材派遣・紹介事業などのその他の事業は、売上高は55.7%減の3300万円、営業損失は前年期比で2000万円増加し3600万円となった。

通期は売上高179億7000万円(5.3%増)、営業利益25億1100万円(8.4%増)、経常利益25億5300万円(5.7%増)、当期利益14億6800万円(17.2%増)を見込んでいる。

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