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JR東日本/3月期の駅スペース活用事業売上高4330億円、営業利益381億円

2009年04月27日 / 決算

東日本旅客鉄道が4月27日に発表した2009年3月期決算によると駅スペース活用事業の売上高が4330億円(前年同期比3.0%増)、営業利益381億円(5.2%増)、ショッピング・オフィス事業の売上高が2316億円(8.2%増)、営業利益700億円(17.1%増)となった。

駅スペース活用事業は、駅における商業スペースを利用した小売店、飲食店、コンビニエンスストアなどの事業で、「エキナカ」の価値を最大まで引き出す「ステーションルネッサンス」を推進し、「アトレヴィ田端」(東京)や「エキュート立川」Ⅱ期(東京)を開業。

また、コンビニエンスストア「NEWDAYS」を増設したほか、駅構内やホーム上において新たな店舗の開発や既存店の活性化に努め、ナチュラルミネラルウォーター「谷川連峰のうるおい天然水」の通信販売を開始したほか、大手飲料メーカーとの商品の共同開発および販売に取り組んだ。

ショッピング・オフィス事業は、駅スペース活用事業以外のショッピングセンターの運営事業とオフィスビルなどの貸付業で、「グランデュオ蒲田」(東京)や「エスパルⅡ」(宮城)、「COCOLO南館」(新潟)を開業した。

また、「ルミネエスト」(東京)や「川崎BE」(神奈川)、「国分寺エル」(東京)などでリニューアルを実施し、集客力のある有力テナントの導入を積極的に進めた。

これに加え、2007年11月に開業した「グラントウキョウノースタワーⅠ期、グラントウキョウ
サウスタワー」(東京)の効果などもあった。

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