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千趣会/2008年12月期、67億円の赤字に

2009年01月30日 / 決算

千趣会が1月29日発表した2008年12月期の業績は、売上高は1582億8500万円(前年同期比1.0%増)、営業利益23億2600万円(56.0%減)、経常損失7億4200万円(前期は56億2600万円の経常利益)、当期損失67億5400万円(24億9400万円の当期利益)の赤字決算となった。デリバティブ評価損や投資有価証券評価損、ヘッジ会計終了損などの計上が影響した。

営業活動以外での費用については、為替差損がおおよそ20億円、デリバティブ評価損の計上が13億円となったほか、固定資産売却損などが7億円、投資有価証券評価損が5億円、ヘッジ会計終了損は46億円に上った。

主要のカタログ事業は、金融危機後の10月以降鈍化し、売上高は1318億8600万円(0.1%減)となった。また頒布会事業も売上高、会員数ともに減少し、売上高は126億9800万円(6.9%減)にとどまった。

2009年度の通期業績予想は、売上高1625億円、営業利益32億円、経常利益34億円、当期利益27億5000万円を見込んでいる。

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