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コカ・コーラウエスト/2008年12月期、当期利益98%減

2009年02月08日 / 決算

コカ・コーラウエストが2月6日に発表した2008年12月期決算によると、売上高は3955億5600万円(前年同期比3.4%減)、営業利益105億2100万円(34.5%減)、経常利益110億4800万円(36.8%減)、当期利益1億2900万円(98.6%減)の減収減益となった。

事業別の概況では、基幹ブランドのコカ・コーラ、ジョージア、爽健美茶、アクエリアスの強化に引き続き取り組んだ。これらのブランドで一部リニューアルや新商品の市場投入を実施し、北京オリンピックのワールドワイドパートナーとしてのメリットを活用した販売促進策の展開など、セールスとシェアの拡大に努めた。

またコカ・コーラカンパニーと日本コカ・コーラとの戦略的パートナーシップに基づき、マネジメントミーティングやマーケティングフォーラムを開催。営業体制改革に関する協働プロジェクトなどにも継続して取り組んだ。セグメント間消去前売上高は3909億3000万円(1.6%減)、営業利益221億4100万円(16.9%減)の減収減益となった。

不動産事業、外食事業などのその他の事業は、経営資源を飲料ビジネスに集中させるため酒類の製造・販売の鷹正宗、外食・物販事業のシーアンドシー、アンジュ・ド・バージュの全株式を売却。食品加工のニチベイの事業を終了した。セグメント間消去前売上高は49億1800万円(61.1%減)、営業利益4億1700万円(38.1%減)の大幅減収減益となった。

来期の業績予測は売上高は4164億円(5.3%増)、営業利益130億円(23.6%増)、経常利益137億円(24.0%増)、当期利益58億円を見込んでいる。

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