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松屋フーズ/売上高1.4%増、営業利益11.4%減

2009年02月09日 / 決算

松屋フーズが2月9日発表した2009年3月期第3四半期連結業績(累計)によると、売上高468億9600万円(1.4%増)、営業利益18億1300万円(11.4%減)、経常利益17億8900万円(9.1%減)、当期利益7億6500万円(6.1%増)の増収減益となった。

直営の牛めし定食店を20店舗、鮨業態店舗を2店舗、とんかつ業態1店舗、新業態の和定食の店松乃家3店舗の計26店舗を出店した。一方、直営店9店舗を撤退。第3四半期末の店舗数はFC店と一時休業店舗を含め748店舗となった。業態別内訳は、牛めし定食店717店舗、鮨業態15店舗、とんかつ業態8店舗、そのた業態8店舗。65店舗の改装を実施したほか、食品加工工場兼総合物流センターの用地取得などに投資を行った。

商品販売と販売促進については、「新生活応援セール」第一弾として「牛めし」を復刻価格の290円で販売、第二弾では「牛焼肉定食」の値引き販売を行った。また、9月には定食のライス大盛無料サービスを実施、10月には「牛めし」の値引き販売を行った。

増収の要因は、主力業態の牛めしで既存店売上高が前年同期比1.5%増となったことがあげられる。販売費および一般管理費については、売上高に対する比率が前年同期から0.4ポイント増加し、63.1%となった。人件費の売上高に対する比率は0.2ポイント上昇の33.8%。人件費以外の費用の売上高に対する比率も0.2ポイントアップし29.3%となった。人件費については、店舗アルバイト・パートの平均時給上昇などによる影響で、人件費以外では、弁当容器の石油製品から紙製品への切り替え費用増大などが要因となった。当期利益増大は、減損損失などの特別損失が減少したのが影響した。

通期の業績予想に修正はなく、売上高630億5000万円、営業利益28億3000万円、経常利益27億9000万円、当期利益10億5000万円を見込んでいる。

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