流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





高島屋/売上高10%減、営業利益46%減

2010年04月09日 / 決算

高島屋が4月9日に発表した2010年2月期決算によると、売上高は8777億6200万円(前年同期比10.1%減)、営業利益134億2800万円(45.9%減)、経常利益167億6400万円(40.1%減)、当期利益77億900万円(34.4%減)となった。

主力の百貨店事業は、の売上高は7869億8700万円(10.5%減)、営業利益は50億9800万円(66.3%減)となった。

不動産業は、東神開発が昨年3月に第2期を開業した柏高島屋ステーションモール新館による売上増はあったものの、テナント売上の不調、シンガポール高島屋ショッピングセンターの為替影響などで、売上高は294億100万円(0.6%減)、営業利益は64億9100万円(7.0%減)となった。

クロスメディア事業は、通信販売事業とオンライン事業を統合し「クロスメディア事業部」を新設した。インターネット販売・テレビ販売は前年を上回ったものの、主力のカタログ販売の不調が続き、クロスメディア事業を含むその他事業の売上高は347億1800万円(3.4%減)、営業利益は9億3800万円(26.2%減)となった。

来期は、新宿店・立川店・岡山店の3店舗で経営資源の再配分や業務改革により、新たな店舗モデルとなる営業体制を目指し営業構造改革を推進。

新しいPOSレジスターを全店に順次導入し、決済時間の短縮などサービス向上と売場業務の効率化を図り、売上高は8465億円(3.6%減)、営業利益150億円(11.7%増)、経常利益170億円(1.4%増)、当期利益80億円(3.8%増)を見込んでいる。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧