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日本トイザらス/第1四半期の売上高9.7%減

2009年06月04日 / 決算

日本トイザらスが6月4日に発表した2010年1月期第1四半期決算によると、売上高は333億5700万円(前年同期比9.7%減)、営業損失16億8300万円(前期は17億9500万円の営業損失)、経常損失17億7300万円(17億5200万円の経常損失)、当期損失11億9500万円(21億9600万円の当期損失)となった。

店舗展開では、既存のトイザらス店舗の市川店、川崎高津店、藤沢店の3店舗をトイザらスとベビーザらスの併設型店舗としてリニューアルした。今年の4月30日現在の店舗数は、167店舗(トイザらス127店舗、ベビーザらス20店舗、併設型店舗20店舗)となった。商品別売上高では、スポーツ用品・自転車は6.1%増の32億9500万円と好調で、玩具は6.6%減の53億3200万円、ベビー用品は4.1%減の133億5700万円と減少。ゲーム機とソフトを含むエンタテインメントは29.3%減の62億4200万円と大幅に減少した。

損益面では、利益率の高い商品群の売上構成比が上昇したための商品ミックスなどで、売上総利益率は0.6ポイント上昇し30.5%となった。販売費・一般管理費は、広告宣伝費に集中的に投資し来店客数の増加に努める一方で、徹底した業務効率の向上と見直しに努めたため7.9%減の118億4200万円だった。

通期は売上高1760億円(2.3%減)、営業利益23億円(103.5%増)、経常利益22億円(104.2%増)、当期利益7億円と増益の見通し。

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