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東邦HD/売上19.6%増、営業利益15.3%増

2010年02月04日 / 決算

東邦ホールディングスが2月4日に発表した2010年3月期第3四半期業績によると、売上高7588億5100万円(前年同期比19.6%増)、営業利益66億5300万円(15.3%増)、経常利益90億2500万円(7.5%増)、当期利益51億900万円(前期は9億3000万円の当期損失)となった。

アスカム・オムエル(現セイエル)との共同仕入を4月から順次開始したことによって、独自の顧客支援システムを柱とした提案型営業への評価による伸長に加え、生活習慣病関連薬剤や新薬の伸長、新型インフルエンザの流行による関連医薬品の需要増があり増収となった。

利益面では、価格下落を最低限にとどめたこと、調剤薬局事業が順調に拡大していること、販管費の伸びを抑制したことにより、すべての利益金額は前年同期間比を上回った。売上総利益は前期通期比で0.2%上回る7.6%へ改善。販管費は対売上比で前期通期比を0.3%下回った。

事業の種類別セグメントをみると、医薬品卸売事業は、売上高は7379億4000万円(18.0%増)で市場平均の伸長率(5.2%)を上回った。営業利益は49億7200万円となった。調剤薬局事業の売上高は395億2300万円、営業利益は17億8200万円となった。

通期の業績予想は、売上高9800億円、営業利益75億円、経常利益105億円、当期利益55億円の見通し。

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