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バロー/売上高6.8%増、営業利益15.0%増

2010年08月05日 / 決算

バローが8月5日に発表した2011年3月期第1四半期業績は、売上高914億1600万円(前年同期比6.8%増)、営業利益18億9200万円(15.0%増)、経常利益20億2400万円(13.1%増)、当期損失2億2800万円(前年同期は当期利益8億3500万円)となった。

SM事業の売上高は646億7000万円、営業利益は13億4400万円となった。SMバロー5店舗を新規出店。昨年度末に買収したビックポンドストアーのSM7店舗(いずれも静岡県島田市)のうち、井口店をバロー店舗に、他の6店を食鮮館タイヨーに改装した。

ユースは、東鯖江店(福井県鯖江市)を増床、一方で同市内の桜町店を閉店した。商品政策では、「サプライズ50」と銘打った自社企画商品の開発を推進し、より低価格かつ高品質な商品群の提供を目指した。チラシ特売価格による販売促進を減らし、EDLP施策を拡大している。SMバローの既存店売上高は、6月度で前年比プラスに転じた。

HC事業の売上高は95億6300万円、営業利益は3億6300万円となった。建築・農業資材関連の販売強化を目的として6店舗の改装を実施。従業員教育を強化し、リフォーム部門などの専門知識を必要とする分野での顧客層の拡大を図った。

ドラッグストア事業の売上高は122億4800万円、営業利益は1億3800万円となった。業態を越えた競合に対処するため店舗全体の低価格戦略と経費の削減に取り組んだ。3店舗を出店する一方、福井県鯖江市の桜町店を閉店した。

通期の業績予想は、売上高3739億円(8.4%増)、営業利益96億円(1.6%増)、経常利益101億円(1.9%増)、当期利益31億円(21.4%減)の見通し。

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