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松屋/通期の業績予測で当期損失26億円に

2009年09月14日 / 決算

松屋は9月14日、7月13日に発表した2010年2月期第2四半期・通期の業績予測値を修正した。修正後の予測値は第2四半期売上高は396億円と変更はないが、営業損失は4億2000万円(当初3億5000万円の営業損失を予測)、経常損失4億7000万円(3億円の経常損失)、当期損失20億5000万円(8億5000万円の当期損失)の下方修正となった。

通期の予測値は売上高が806億円(3.7%減)、営業損失8億円(1億円の営業利益)、経常損失10億円(5000万円の経常利益)、当期損失26億円(6億円の当期損失)とやはり下方修正となった。

修正の理由は、個別決算で売上高が下振れし、費用削減を上積みしたものの営業利益、経常利益が予想を下回る見込みとなったため。当期利益は繰延税金資産の取崩しに伴い法人税等調整額を新たに約10億円計上するため予想を下回る見込みとなった。この個別の動向を踏まえて連結予測を修正した。

通期は、個別決算で今後も引き続き厳しい経済環境が続くと想定し、足もとの売上動向を踏まえ第3・第4四半期の売上高予想を見直した。費用面は更に削減を進めるが、通期の営業利益、経常利益、当期純利益とも前回予想を下回る見込みとなり、個別動向に従い連結予測も修正した。

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