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鈴丹/来客数減少で業績予測を下方修正、当期損失2億円

2009年09月18日 / 決算

鈴丹は9月18日、4月3日に発表した2010年2月期第2四半期・通期の業績予測値を修正した。修正後の予測値は第2四半期売上高が85億2500万円(当初予測より6.8%減)、営業損失3700万円(2億2000万円の営業利益)、経常損失5500万円(2億1000万円の経常利益)、当期損失2億4200万円(2000万円の当期利益)の下方修正となった。

通期の予測値は売上高が173億円(5.0%減)、営業利益2億6000万円(50.9%減)、経常利益2億2000万円(56.0%減)、当期損失2億円(6000万円の当期利益)とやはり下方修正となった。

修正の理由は、消費者の節約志向、低価格志向による消費減退と天候不順が重なり、今年4月に2011年2月期を最終年度とする「中期経営計画(CS10)」を見直し、その施策を進めたが、客数が前年を割り込んだこと、既存店売上高伸び率が90.3%の計画に対し85.4%にとどまったことなどを反映したため。

利益面は売上高の減少、価格競争激化による値下値引の増加などで売上総利益が計画を下回り、営業経費の削減に努めたが売上総利益の減少を補えず、営業利益は損失となる見込み。

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