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柿安本店/売上高2.2%増、営業利益2.1%減

2009年08月15日 / 決算

柿安本店が8月13日に発表した2009年9月期第3四半期決算は、売上高が314億6200万円(前年同期比2.2%増)、営業利益15億6100万円(2.1%減)、経常利益15億8600万円(2.0%減)、当期利益7億2800万円(5.9%減)となった。

出退店は、収益構造の改善を図るため積極的な出店と地方を中心とする低採算、不採算店の閉鎖を進め、和菓子店舗「口福堂」22店の他、mozoワンダーシティへの炭火焼ハンバーグカキヤス店舗、中華ビュッフェ店舗「上海柿安」や路面惣菜店舗「おかずや柿安」など計32店を出店し、一方で12店を閉
鎖した。

精肉事業は、松阪牛、柿安牛や鹿児島XX(ダブルエックス)豚、あぐー豚など、オリジナルと主力ブランド畜肉類の販売促進し、売上高は106億1700万円、営業利益は10億3800万円。

惣菜事業は、スクラップ&ビルドを進め、主要都市の名古屋において、三越星ヶ丘ダイニングの新装、三越星ヶ丘上海DELI、おかずや柿安藤が丘店を出店し、一方でスズラン高崎ダイニング他、地方百貨店内の2店舗を閉鎖し、売上高は89億1100万円、営業利益は6億7500万円。

食品事業では、和菓子部門で「口福堂」22店「柿次郎」2店を出店し、店舗網を121店に拡大。しぐれ部門も、歳暮・中元ギフトに対する百貨店への営業強化とともに、量販店へのローラー営業の展開を実施し、売上高は61億6700万円、営業利益3億9700万円となった。

レストラン事業は、景気後退による特に高級業態「柿安」への影響に、新型インフルエンザ発生に起因した、百貨店・ショッピングセンターの集客低下に伴うレストラン店舗全体への影響も加わり、非常に厳しい状況となり、売上高は57億6500万円、営業利益2億1300万円となった。

通期は、売上高421億9600万円(2.6%増)、営業利益20億9600万円(7.4%増)、経常利益21億3900万円(7.9%増)、当期利益8億7800万円(5.2%増)を見込んでいる。

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