流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





梅の花/販促活動強化が裏目に、経常損失3億9700万円に下方修正

2008年11月20日 / 決算

梅の花は11月19日、5月23日に発表した2008年9月期決算の業績予測を修正した。修正後の売上高は285億2200万円(当初予測より1.3%減)、営業損失1100万円、経常損失3億9700万円、当期損失25億600万円と赤字転落となる。

修正の理由は、外食事業売上高、テイクアウト事業の減収に加え、販促費などが増加したこと。利益面では、店舗の原価や人員コントロールの実施で、売上原価と人件費は計画を下回ったが、ダイレクトメールやサンキューレターの強化で販促費が増加。また、新メニュー投入で什器の追加購入や旅費交通費も増加したため、経費が増加した。

このほか、梅の花町田店の早期退店補填収入で1億2500万円の特別利益が計上されるが、外食事業の5店舗やテイクアウト事業36店舗、古市庵興産の解散によるのれん等の減損損失などで計12億2200万円の特別損失が計上される。これに閉店損失引当金繰入額などが重なり、赤字計上となった。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧