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神戸物産/売上高22.3%増も営業利益52%減

2009年09月04日 / 決算

神戸物産が9月4日に発表した2009年10月第3四半期決算によると、売上高は938億6100万円(前年同期比22.3%増)、営業利益3億2000万円(52.5%減)、経常利益2億1300万円(67.6%減)、当期利益8600万円(75.8%減)となった。

事業別の概況は、業務スーパー事業で、店舗展開は加盟店の負担を軽減することが出店の加速につながると考え、新規出店費用の一部を自社で負担。加盟店の出店意欲の向上に努め、第3四半期の出店数は24店舗、退店7店舗、総店舗数は497店舗となった。

また、製販一体の製造部分を強化するため、グループ各社の技術・知識・経験を融合させた商品開発に注力した。

販売体制では、自社輸入商品の一部割戻しを行い、加盟店をバックアップし「食卓応援&爆弾価格」など値下げ戦略を実施。顧客の支持を得て売上増加に寄与した。業務スーパー事業の売上高は930億8300万円となった。

神戸クック事業は、消費者の節約志向による内食需要へのシフト傾向、競合との競争激化、新型インフルエンザの発生による外食控え傾向などに影響された。第3四半期は積極的に新メニューの開発を行い集客力の向上に努め、オペレーションの見直しによる運営コスト削減を推進。売上高は5億9200万円となった。

通期は売上高1310億円(22.3%増)、営業利益6億8500万円(32.8%減)、経常利益5億7300万円(28.1%減)、当期利益3億2600万円(26.4%減)を見込んでいる。

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