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神戸物産/第3四半期は売上9.8%増、営業利益5.6倍

2010年08月28日 / 決算

神戸物産が8月27日に発表した2010年10月第3四半期業績によると、売上高は1031億500万円(前年同期比9.8%増)、営業利益21億1400万円(560.2%増)、経常利益21億7300万円(917.0%増)、当期利益9億9700万円(前期は8600万円の当期利益)となった。

業務スーパー事業は売上高は1027億200万円(10.3%増)となった。新規出店は33店舗、退店は8店舗、期末総店舗数は532店舗となった。なお、3月に直轄エリア(関東1都3県、関西2府4県)で300店舗の展開を達成した。

食品業界で唯一の製販一体企業として、「食卓応援&爆弾価格」「挑戦します!日本最安値」などの販売戦略を推進、新規顧客の開拓やリピーターの獲得に努めた結果、業務スーパー店舗への出荷実績は、前年比で平均10%増となり好調であった。

神戸クック事業の売上高は7億7600万円(31.0%増)となった。中食分野に対して独自のノウハウを生かす事業領域で、できたての惣菜・弁当を提供する「Green’sK」は、オークワと合弁会社を設立するなど、今後の店舗数が増加することがが見込まれる。ローソンとの合弁事業の「神戸ほっとデリ」も、全国展開を計画し大幅な店舗の増加が見込まれている。

通期の業績予想は、売上高1370億円(8.7%増)、営業利益19億円(149.0%増)、経常利益19億5000万円(238.6%)、当期利益8億5000万円(247.9%増)の見通し。

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