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築地魚市場/当期損失5億4400万円

2009年02月09日 / 決算

築地魚市場が2月9日に発表した2009年3月期第3四半期決算によると、売上高は692億6300円(前年同期比3.3%減)、営業損失1億9900万円(前期は3000万円の営業利益)、経常損失1億5400万円(3億8100万円の経常利益)、当期損失5億4400万円(4億5200万円の当期利益)の赤字転落となった。

同期は水産物卸売業部門で売上高687億9400万円、営業損失2億5000万円となった。カツオ、ブリ、アジが数量・金額で増加、鮮マグロは数量は減少したものの、単価上昇により金額は若干減少した。冷凍魚は冷サケマス、冷ギンダラが好調で数量・金額とも大幅に増加、冷マグロは取扱数量減により金額は減少した。塩干加工品は、塩サケマス、煉製品が数量・金額ともに増加した。

冷蔵倉庫業部門は新規顧客の開拓と固定費の削減で、売上高4億1200万円、営業利益2400万円。不動産賃貸業部門は売上高5600万円、営業利益2600万円だった。

通期の業績予測は物流費の増加、売上総利益率の低下などで予測値を修正。修正後の売上高は896億円(11月時点の予測より1.5%減)、営業損失3億1000万円、経常利益2億6000万円、当期利益7億5000万円と赤字が継続する。

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