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良品計画/10月の売上高1.9%増

2008年11月14日 / 月次

良品計画が11月5日に発表した10月の売上報告によると、全社では前年同期比1.9%増と増加した。直営既存店は5.2%減、LS(ファミリーマート、comKIOSK以外の商品卸売先の店舗)は7.0%減、直営既存店とLSは0.7%増。

部門別の売上高をみると、直営全店の衣服・雑貨は6.2%減、生活雑貨は6.7%増、食品は5.6%増。また、直営既存店の衣服・雑貨は12.5%減、生活雑貨は0.4%増、食品は1.8%減。

客数をみると、直営全店は0.8%増、直営既存店は5.3%減。客単価では、直営全店は0.3%増、直営既存は増減なし。

全体としては、例年よりも気温が高く、衣服・雑貨が厳しい結果となった。しかし、生活雑貨の暖房家電は好調に推移した。

衣服・雑貨では、オーガニックの二重ガーゼシャツなど素材感に特長のある商品や、右と左のある直角靴下、ぬくもりインナー温調シリーズなど、特長が伝わりやすい商品が伸長した。だが、全体的には、主力の婦人ウェアを中心にウェア全般が苦戦した。

生活雑貨では、「木製ベッドフレーム」と、価格を見直した脚付マットレスが好評となり、家具全体が回復した。しかし、気温高の影響で布団や毛布などのファブリックは苦戦した。

食品では、新商品の「素のままポテトチップス」が好調だった。

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