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薬王堂/固定費など吸収できず減益

2008年10月12日 / 決算

薬王堂が10月10日に発表した2009年2月期中間決算によると、売上高は187億9200万円(12.3%増)、営業利益3億5000万円(32.5%減)、経常利益4億600万円(28.1%減)、当期利益2億3600万円(28.8%減)の増収減益となった。

新規出店のオープン関連コストや光熱費などのコスト増加に吸収しきれず、利益面に影響した形となった。

事業セグメント別の概況では、ヘルスケア部門で漢方薬、アイケア関連商品が好調。衛生用品では紙オムツなど介護用品も堅調。その結果売上高58億5000万円(8.2%増)となった。ビューティケア部門ではカウンセリング化粧品、一般基礎化粧品が好調で、トイレタリー分野では石鹸、ヘアケア商品なども好調。売上高は39億3700万円(10.2%増)。ホームケア部門は台所関連用品、清掃用品が、衣料品では靴などが順調で、売上高は21億800万円(12.2%増)を記録した。

コンビニエンスケア部門はベーカリー、加工食品がのほか焼酎、ウィスキー類が好調に推移。バラエティ部門はペット関連商品や電池類が順調に推移した。売上高は68億9500万円(17.3%増)となった。

通期の業績予測は売上高378億2400万円(10.8%増)、営業利益5億2300万円(46.7%減)、経常利益6億1100万円(43.5%減)、当期利益3億4200万円(42.9%減)と、引き続き減益を予想している。

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