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近鉄百貨店/特別損失85億円計上で当期損失93億円

2010年04月13日 / 決算

近鉄百貨店が4月13日に発表した2010年2月期決算によると、売上高は3088億4800万円(前年同期比10.1%増)、営業損失10億8300万円(前期は4億200万円の営業利益)、経常損失14億7300万円(8億9600万円の経常利益)、当期損失93億3000万円(2億6300万円の当期利益)となった。

2010年2月期は、補償金受入益と固定資産売却益の特別利益29億8700万円、特別退職金、退職給付制度一部終了損などの特別損失85億3000万円を加減し、法人税などを控除した結果、当期損失となった。

百貨店業では、売上高は2888億100万円(14.7%増)となったが、営業損失は14億5200万円となった。

卸・小売業は、売上高は77億400万円(16.7%減)、営業利益は6200万円(31.3%減)となった。

来期は8月に利便性の高い商品を取り扱う店舗や美容・健康関連のサービス施設を集積した商業施設を開設することなどで、売上高2940億円(4.8%減)、営業利益20億円、経常利益12億円、当期利益6億円を見込んでいる。

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