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青山商事/当期損失20億円

2009年11月10日 / 決算

青山商事が11月10日発表した2010年3月期第2四半期業績によると、売上高856億8000万円(前年同期比6.6%減)、営業利益25億4800万円(50.8%減)、経常損失11億9200万円(前期は76億3200万円の経常利益)、当期損失19億9100万円(27億5200万円の当期利益)となった。

紳士服販売事業の売上高は704億9700万円(6.0%減)となり、営業利益については、チラシ経費を効率的に使用するなど経費削減に努めたものの、売上高の減少な
どから17億9600万円(49.3%減)となった。

消費者の購買態度が慎重であることなどから、スーツを中心に売上高が減少。第2四半期まで(4月~9月)の既存店売上高は前年同期比8.9%減だった。4月から9月までの6か月間のメンズスーツの販売着数は6.0%の101万1000着となり、スーツの平均販売単価は1.7%減の2万4936円となった。

店舗は、「洋服の青山」が21店舗出店(6店舗は移転・建替)し、非効率な1店舗を閉店した。「プラスエー・ザ・スーツ・アオヤマ」は、3店舗を閉店し、業態を解消した。「ザ・スーツカンパニー」では非効率な1店舗を閉店した。

カジュアルランドあおやまは、梅雨明けの遅れなど天候不順の影響で既存店売上高は12.3%減となった。店舗数は30店舗。

通期の業績予想は、売上高1947億円、営業利益120億円、経常利益88億円、当期利益33億円の見通し。

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