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ゼビオ/売上6.2%増、当期利益4.1%増

2010年05月07日 / 決算

ゼビオが5月7日に発表した2010年3月期業績によると、売上高1636億6400万円(前年同期比6.2%増)、営業利益109億4300万円(1.6%増)、経常利益120億4800万円(0.6%増)、当期利益63億5500万円(4.1%増)となった。

ウィンター用品・用具は、シーズン始めには降雪不足からスキー場のオープンが大幅に遅れ、販売が伸び悩んだ。12月中旬以降には降雪もあり、スキー場も順次オープンしたことから売上は回復し、特に第4四半期には前半の反動と降雪量の多さから、販売は好調に推移し、売上高合計は前年比3.8%の減少となった。

ゴルフクラブの販売は、上半期は新商品の販売も少なく、商品単価の低価格化も進んだことから低調に推移したが、10月以降は大型商品のモデルチェンジがあり、持ち直す動きとなった。レディスゴルファーの増加をはじめとしてゴルフのプレイ環境が底堅く推移していることから、ウェア、小物類の販売は堅調に推移。ゴルフパートナー、フェスティバルゴルフが連結加入したことにより、ゴルフ全体の売上高は前期比25.7%の増加となった。

アスレチックスポーツ、トレーニングウェア部門では、トレーニングウェアについては、アパレル業界全体で低価格商品が台頭したことから商品単価が下落し、販売は低迷した。アスレチックスポーツ部門では、野球、サッカーといった競技の人気が上向いていることから、チームスポーツ用品を中心に好調に推移。商品構成を見直すことで客層も拡大傾向にあり、健康志向からランニング需要も定着化しており、シューズや機能ウェアの販売も堅調に推移した。売上高は0.6%の増加となった。

アウトドア用品・その他部門売上高は3.2%増加した。

来期の業績は、売上高1702億2300万円、営業利益117億3000万円、経常利益121億4500万円、当期利益46億9900万円の見通し。

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