流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





スーパーバリュー/通期売上高4.1%増、当期利益4.6%増

2009年04月14日 / 決算

スーパーバリューが4月14日に発表した2009年2月期の連結業績によると、売上高373億3000万円(前年同期比4.1%増)、営業利益11億1800万円(0.1%増)、経常利益9億5200万円(3.0%増)、当期利益5億6200万円(4.6%増)となった。

販売強化に取り組み、上場記念セールに始まり、販売計画に沿った企画・発注・売場実現を推進するとともに、月中・日中や当日の天候などに臨機応変に対応した企画を実施。各店舗の情報を共有化し、好事例などの水平展開にも取り組んだ。

従業員の意識改革を促進するため、全員参加の業務改善運動にも着手。一環として、廃棄ロス・値引きロスの管理強化に基づく粗利益高の改善を推進した。「スマイルキャンペーン」の実施や、効果的な人員配置と作業改善に基づく人時生産性向上にも取り組んだ。

2008年6月、上尾愛宕店SM(グローサリー)に電子棚札を導入し、その後練馬大泉店、戸田店にも拡大。販売・売価・発注管理の精度向上と効率化を図った。2008年12月には入間春日町店を出店。SMを主体とした出店攻勢をかける一方で、徹底した数値管理・分析によりニーズの変化を読み取り、売場作りや売価設定に反映するとともに、売価の管理強化を図り、利益確保にもつなげた。

次期の見通しについては、商品管理の強化や仕入見直しによる原価低減と人時生産性の向上などによる経費節減を推進。得られた原資を還元する「商道の基本」に立ち返る考え。新規出店については、東京都に2店舗を計画し、ドミナントエリアの構築を進めていく。

次期の業績には、売上高422億円(13.0%増)、営業利益12億1000万円(8.2%増)、経常利益10億2000万円(7.0%増)、当期利益5億7000万円(1.3%増)を見込む。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧