流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





ベルーナ/12億7600円の最終黒字化

2010年05月13日 / 決算

ベルーナが5月13日に発表した2010年3月期業績によると、売上高は1001億100万円(前年同期比8.9%減)、営業利益43億3200万円(254.6%増)、経常利益42億6700万円(前期は22億3900万円の経常損失)、当期利益12億7600万円(87億6300万円の当期損失)となった。

利益面では、輸入代行事業撤退にともなう損失はあったが、販売用不動産の評価損が大幅に減少したことや、媒体効率の改善で、大幅な増益となった。

経常利益は前年同期に計上した為替差損(30億9900万円)が為替差益に転じた。当期利益では、特別損失として、投資有価証券評価損13億400万円を計上した。

カタログ事業をみると、低単価商品の拡充等により、下期には近年下落傾向にあったアクティブ顧客数が上昇に転じたものの、上期に受けた個人消費低迷の影響により、売上高は645億2400万円(3.0%減)となった。営業利益は、媒体効率の改善等販売管理費の削減に努め、8億2400万円(180.2%増)だった。

単品通販事業では、輸入代行事業から撤退したベルネット インターナショナル ホンコン リミテッドとビーエヌ インター ナショナル ユーエスエー インク2社の影響が大きく、売上高は217億700万円(13.9%減)。営業利益は、同2社が営業損失を計上したこと等により、16億7700万円(38.7%減)となった。

来期の業績は、売上高1065億円、営業利益58億円、経常利益57億円、当期利益28億円の見通し。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧