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はるやま商事/減損損失減少で当期利益4億9900万円

2010年05月14日 / 決算

はるやま商事が5月14日に発表した2010年3月期決算によると、売上高は510億9900万円(前期比7.1%減)、営業利益14億700万円(前期は9億3500万円の営業損失)、経常利益15億5300万円(8億2300万円の経常損失)、当期利益4億9900万円(50億6800万円の当期損失)となった。

店舗施策では、紳士服販売事業で12店舗を閉鎖し、18店舗の出店で、期末店舗数は、紳士服販売事業370店など計375店舗となった。34店舗の営業を店舗、12件の賃貸資産と遊休資産などについて減損損失を計上したが、減損損失は前期から大幅に減少し、利益面で好転した。

紳士服販売事業では洗えるスーツ、インフルエンザ対策スーツなどを開発し、昨年9月に大丸札幌店へ「P.S.FA platinum」を出店したほか、レディスカジュアルブランドショップ「MILLION CARATS」をオープンした。「紳士服はるやま」の首都圏への出店や、大きいサイズの店「フォーエル」の出店も強化したが、売上高は505億4700万円(5.9%減)だった。一方、営業利益は17億4500万円(前期は営業損失6億1700万円)となった。

来期は売上高523億3000万円(2.4%増)、営業利益15億4300万円(9.6%増)、経常利益17億1900万円(10.7%増)、当期利益7500万円(85.0%減)を見込んでいる。

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